自分の話ばかりして、相手の話を聞かない人の命式とは?
〜四柱推命で読み解く「聞く力が育ちにくいタイプ」〜
「この人、ずっと自分のことばっかり話してる…」
「私の話はスルーなのに、気づいてないみたい」
──そんなふうに、会話でモヤモヤした経験はありませんか?
実は、「自分の話ばかりしてしまう」傾向も四柱推命の命式に表れやすい特徴のひとつ。
そこには性格だけでなく、思考のクセや“自己防衛”のような心の動きが関係していることもあります。
今回は、そうした人に見られやすい命式の特徴をわかりやすく解説していきます。
🗣 自分の話ばかりしてしまう人の命式傾向
🔶① 【比肩(ひけん)・劫財(ごうざい)】が強い
自己主張が強く、自分のペースを大事にするタイプ
この星を多く持つ人は、
✔️「自分のことをわかってほしい」思いが強い
✔️ 相手の反応より、自分の表現を優先しがち
✔️ 会話が“独白”になりやすい
🌟ポイント:
本人に悪気はなく、「話す=親密さ」だと思っていることも。
相手の気持ちを想像する余白が少ない傾向です。
🔶② 【傷官(しょうかん)】が強い
繊細で感情表現が豊かなタイプだが、話が“自分中心”になりやすい
このタイプは、
✔️ 自分の中のモヤモヤを整理するために話す
✔️ 話しながら気持ちのバランスをとっている
✔️ 感受性が高すぎて、相手の話を受け止めきれないことも
🌟ポイント:
“聞く余裕がない”ときほど、自分の話が増える傾向があります。
🔶③ 【偏印(へんいん)】が強い
思考が内向きでマイペース、自分の世界に没頭しがち
偏印が強い人は、
✔️ 会話のキャッチボールが苦手
✔️ 話題を共有するより、自分の考えを話す方が落ち着く
✔️ 相手の話に興味が薄いように見られてしまう
🌟ポイント:
無自覚に“自分の思考世界”を語ってしまい、一方通行になりやすい命式です。
🔶④ 官星・印星が少ない・欠けている命式
他者への配慮や関係性の調和を意識しにくい命式バランス
✔️ 社会性・聞く姿勢・共感力が育ちにくい
✔️「相手が話したいこと」より「自分が話したいこと」が優先されがち
✔️ 会話=相手との関係を深めるツール、という認識が弱い
🌟ポイント:
悪気はないけれど、“自分視点のまま話し続けるクセ”が抜けにくいです。
💡 実は「話すことで自分を守っている」ケースも多い
こうした命式を持つ人の中には、
✔️ 心の余裕がない
✔️ 自分が受け入れてもらえるか不安
✔️ 沈黙が怖い・否定されるのが怖い
という気持ちから、“話すことで自分を保とうとする”心のクセがある場合も。
「なぜこの人は話し続けるのか?」と考えてみると、少し優しい視点が持てるかもしれません。
✅ まとめ:話す人・聞く人にも“命式のバランス”がある
人にはそれぞれ、
・聞くことが得意な人
・話すことでつながる人
・黙っていても心を通わせられる人
…さまざまなコミュニケーションスタイルがあります。
四柱推命では、**命式のバランスを知ることで「自分にとって自然な会話スタイル」**や
「相手とのズレがどこにあるのか」が見えてくるのです。